- BtoBサイト制作のノウハウ
BtoBサイトリニューアルに取り組むなら、まず“目的”と“ターゲット”を見直そう
こんにちは。WEB制作会社(大阪市)ウエンズです。
このブログでは、主にBtoBの中小企業様のWEBサイト制作やリニューアルに関する課題と答えや色んなテーマをご紹介しています。
今回はBtoBの中小企業様における、Webマーケティング戦略のファーストステップについてお話します。
「Webマーケティングを強化したい。でも、何から始めていいかわからない」
▶︎ まずは、サイトの目的・ターゲットの見直しから
近年、BtoBビジネスにおいても「Webでの情報収集」が当たり前になり、営業の入り口が大きく変化しています。
展示会や電話営業に頼っていた中小企業様も、今やWebサイトを活用した見込み客の獲得(リード獲得)が重要なテーマになっています。
しかし、「とりあえず会社概要と製品紹介を載せている」というWebサイトでは、せっかくの訪問者を逃してしまう可能性があります。
そこで今回は、Webマーケティングを強化したい企業に向けて、最初に取り組むべき「BtoBサイトの目的とターゲットの見直し」について解説します。
▶︎ 目的があいまいなBtoBサイトは成果が出にくい
あなたの会社のWebサイトには、明確な“目的”がありますか?
たとえば、
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資料請求を増やしたい
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問い合わせを増やしたい
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営業の信頼材料として使いたい
など、サイトを作る理由は企業によって異なります。しかし目的があいまいなままでは、どの情報をどのように見せるべきかが定まりません。結果として、「誰のための、何のサイトなのか分からない」ページになってしまい、せっかくの訪問者が離脱してしまうのです。
まずは「このサイトで何を実現したいのか」を社内で言語化しましょう。
▶︎ 誰に届けたいのか?ターゲットを具体的に描こう
目的が決まったら、次は「誰に向けた情報なのか」を明確にする必要があります。BtoBサイトにおけるターゲット設定では、以下のような視点が役立ちます。
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業種(製造業・建設業・ITなど)
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役職(現場担当者か、決裁権を持つ管理職か)
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抱えている課題(業務効率化、コスト削減など)
たとえば「中小製造業の購買担当者向けに、調達の手間を減らせる製品を紹介したい」という目的があるなら、その担当者が日々どんな課題を感じているのかを想像し、それを解決できる内容を中心に構成します。
▶︎ ターゲット視点で見直す、BtoBサイトの改善ポイント
目的とターゲットが明確になると、既存サイトのどこに課題があるかが見えてきます。よくある改善ポイントは以下の通りです。
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メッセージがぼんやりしている
→「私たちの製品は、あなたの○○という課題を解決します」と具体的な訴求に言い換える。 -
ナビゲーションが分かりづらい
→ターゲットが知りたい情報(製品情報、導入事例、価格感)にすぐアクセスできる構成に。 -
問い合わせフォームが使いづらい
→項目を最小限にして、入力のハードルを下げる。
見直すポイントは「自分たちが伝えたいこと」ではなく、「相手が知りたいこと」を基準に整理することが大切です。
▶︎ まとめ:第一歩は、“誰に何を届けたいか”の再確認から
BtoBサイト制作やリニューアルで成果を出すには、まず「サイトの目的」と「ターゲット」を明確にすることが欠かせません。この2つが定まっていないままでは、デザインやSEOにいくら力を入れても、本質的な成果にはつながりにくいのです。
「何から手をつけて良いか分からない」と感じているなら、まずは社内で以下の2つの質問に答えるところから始めてみてください。
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このサイトで、何を実現したいのか?
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誰に向けた情報発信をしたいのか?
このシンプルな問いが、今後のWeb戦略を大きく左右する第一歩になります。
以上、参考になりましたでしょうか?
ウエンズでは、ターゲットや目的を踏まえたBtoBサイトの現状分析や改善提案といった、コンサルティング視点でのリニューアル提案も行っています。
大阪、関西地域のBtoBサイト制作はWEB制作会社(大阪市)のウエンズまでお気軽にお問い合わせください。