扱う製品が汎用的なので特別なことが言えない
こんにちは。ウエンズ制作チームです。
このブログでは、主にBtoBの中小企業様のホームページ制作やリニューアルに関する課題と答えや色んなテーマをご紹介しています。
コンテンツマーケティングにおいて、他の製品や企業と差別化を図ることは重要です。しかしながら、自社製品が汎用的で、上手くアピールすることが出来ないと悩まれている方もいるかと思います。そして、何とかアピールポイントを見いだそうとした結果、製品改良を行う企業様も少なくありません。この選択は間違いではありませんが、マーケティング手段によっては現段階の製品のままでも、集客率及び購入率の向上は十分可能です。そこで今回は、汎用的な製品でも集客率及び購入率向上に繋がるマーケティング手段をご紹介します。自社製品の魅力を伝えることが出来ないと、悩まれている担当者の方は、ぜひ参考にして下さい。
訴求メッセージの改善
製品が汎用的で伝えることがない、若しくは伝えてもユーザーの反応が薄い場合は、訴求メッセージの改善を行いましょう。訴求メッセージとは、ユーザーに製品への興味や利用、購入などを促すようなメッセージのことです。汎用的な製品を扱う担当者の方は、この訴求メッセージの作成に苦労しているかと思います。
それでは、汎用的な製品を改良することなく、魅力的な訴求メッセージをどのようにして作成するのでしょうか。
まず始めに、製品のターゲットとなるペルソナの設定を行いましょう。なぜペルソナの設定を行うのかというと、具体的なペルソナを把握していなければ、ユーザーの心に刺さるメッセージを作成することが出来ないからです。つまり、ユーザーに対して製品の魅力が正確に伝わらないということです。ユーザーは、必ずしも機能や性能が優れた製品を選ぶわけではありません。その製品が、自身の悩みを解決してくれるかどうかを重要視しているのです。そのため、ターゲットとなるペルソナを把握して、それに伴った訴求メッセージを作成できれば、例え汎用的でもユーザーにとっては魅力的な製品に映りやすくなります。
次に、ペルソナのニーズを理解しましょう。上記でも説明しましたが、ユーザーが重要視しているのは、自身の悩みを解決してくれるかどうかです。つまり、ペルソナを設定したら、そのニーズまで理解する必要があるということです。ニーズを探る方法としては、インタビューやSNS分析などがあります。これは新たな製品開発の際にも役立つため、積極的に行いましょう。
最後に、訴求メッセージの改善を実施したら、忘れずに振り返りを行いましょう。これはビジネス全般にも当てはまることですが、振り返りを行わなければ、その行動によって生じた効果や改善点などが把握できません。訴求メッセージを改善したにもかかわらず変化がなかったという場合は、製品がペルソナのニーズを満たしていない可能性があります。したがって、ここの段階に来てようやく製品改良を視野に入れるかどうかを検討するのです。
営業力コンテンツの発信
訴求メッセージの改善と一緒に行って欲しいのが、営表力コンテンツの発信です。営業力コンテンツとは、例えば“困ったときにすぐ助けてくれるか”や“気軽に相談できるか”など、企業のサポート体制や実績をアピールするものです。上記でも説明しましたが、ユーザーは必ずしも優れた機能や性能を持つ製品を選ぶわけではありません。それが、自身の悩みを解決してくれるのか、困ったときのアフターサービスは充実しているかなど、総合的な面を考慮して最終的な決断を下します。そのため、製品の情報を発信する際は、営業力コンテンツで付加価値をつけることも忘れずに行うようにしましょう。
以上、参考になりましたでしょうか?
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