競合サイトをチェックしてみよう
こんにちは。ウエンズ制作チームです。
このブログでは、主にBtoBの中小企業様のホームページ制作やリニューアルに関する課題と答えや色んなテーマをご紹介しています。
サイトを運営するにあたり、おそらく大半の方が競合企業のサイトをチェックしているかと思います。しかし、そのサイトを正確かつ徹底的に分析している方は少ないのではないでしょうか?実は競合企業のサイトには自社にとって有益な情報がたくさん載っているのです。それらを把握するだけでも今後の動向が予想できるほか、常に先手を打った施策を講じることができます。
そこで今回は、競合企業のサイトを分析する際に役立つツールについてご紹介します。他社の施策に遅れをとっていると感じている方や、業務が多忙で分析に時間をかけられない方は、ぜひ参考にしてください。
なぜ競合サイトを分析するのか?
サイト運営者の中には、「日々の業務が忙しくて、悠長に他社のサイトを分析している暇はない」という方もいるかと思います。それでは、そもそもなぜ競合サイトを分析する必要があるのでしょうか?その理由として、下記の3つが挙げられます。
① 競合との差別化ができる
競合サイトと比較すると、自社の強みが浮き彫りとなりやすいです。それは差別化を図る際の武器となり、そこを中心に訴求していくと見込み顧客の獲得やコンバージョンに繋がる可能性があります。武器となる強みのポイントは、それが競合のサイトにはなく且つメリットや付加価値をユーザーに与えられるものです
② 優れた点を参考にできる
コンテンツ戦略や導線設計など、競合サイトで良いと思った部分は取り入れると成果に繋がりやすいです。ただしそのまま真似するのではなく、なぜその戦略をとっているのかを理解し落とし込む必要があります。そして、自社の強みを活かした独自のコンテンツや戦略としてユーザーに届けるようにしましょう。
③ 市場の動向を予想できる
企業のサイトにはあらゆる情報が載っているため、競合サイトを分析することにより市場の動向を掴むことができるのです。上記のように他社の優れた点を参考にするのも良いですが、やはり独自性が薄くなる傾向にあります。そのため、市場を先読みした自社独自の戦略を打ち出し、市場をリードすることも時には重要となるでしょう。。
おすすめの分析ツール
それでは、競合サイト分析に役立つ無料のツールを3つご紹介します。このツールをうまく活用できれば、短時間で効果的な分析が可能となります。また分析をする際は、アクセス数・流入キーワード・上位表示ページ・被リンク獲得先の4つの情報を特に抑えておきましょう。
① Page Speed Insight
Googleが提供しているWEBページの表示速度を測定するツールで、速度向上のための改善方法も教えてくれます。このツールは自社サイトに対して使われることが多いのですが、競合サイトを分析してみることで得られることもあるのです。例えば、競合サイトを分析すると改善点が出てくるかと思います。言い換えればそれは他社の弱みであり、それを自社が備えていれば優位に立てるということです。また、表示速度が1秒違うだけで離脱者数も大幅に変動し、それはSEOにも影響します。つまり、競合よりも早くページが表示されるだけでも大きなアドバンテージとなるのです。そのため1つの指標として、競合サイトの表示速度を測ってみると良いでしょう。
② SEOチェキ!
SEO対策に役立つツールです。主に、サイト内のSEO効果や検索順位、またキーワード出現頻度を分析することができます。特に成果を上げている競合サイトで頻繁に登場するキーワードは、ユーザーがそれに関する情報を求めているということです。そのため、自社サイトでコンテンツなどを発信する際は、意識的にそのキーワードを挿入してみると上位表示される可能性が高くなるでしょう。
③ Wayback Machine
過去のサイトを閲覧・保存できるツールです。サイト運営において、初めから成果を出せる企業はごくわずかと言えます。多くのサイトは成果を出すために様々な試行錯誤をしたはずです。その過程を閲覧することによって、どのようなマーケティング戦略が業界内で有効的なのかが分かり、自社が最短で成果を出せるルートを構築することができます。つまり、過去の競合サイトは宝庫であり、それを閲覧しない手はないのです。
以上、参考になりましたでしょうか?
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