ホームページの玄関を決める

こんにちは。ウエンズ制作チームです。
このブログでは、主にBtoBの中小企業様のホームページ制作やリニューアルに関する課題と答えや色んなテーマをご紹介しています。

サイトのTOPページは「サイトの顔」と言われており、玄関口の役割を果たしています。しかし、サイトの玄関口となるのはTOPページだけとは限りません。テキストで丁寧に解説された下層ページが、キーワードに反応して上位に表示されることもあります。そのため近年では、訪問者数および回遊率向上のために、TOPページだけでなく、下層ページにも力を入れている企業様が増えてきました。そこで今回は、下層ページを作る際のポイントについてご紹介します。サイトの玄関口を充実させて、検索順位の上位を狙いたいと考えている方は、ぜひ参考にして下さい。

下層ページとは
下層ページとは、TOPページの下に連なるページのことを指します。企業ホームページを例にすると、「会社概要」「事業内容」「お問い合わせ」などが下層ページにあたります。下層ページの基本的な役割は、TOPページを訪問したユーザーに対して、必要な情報を補完してあげることです。反対に、TOPページは「サイトの顔」としてユーザーを訪問させた後、他のページに誘導して回遊率を上げる役割を担っています。
しかし一方で、近年では高品質な下層ページが増加傾向にあり、検索結果の上位に下層ページが表示されることも少なくありません。これはつまり、TOPページを介さずに直接下層ページを訪問するユーザーが増えていることを意味しており、下層ページ自体が玄関口となっているのです。そのためサイト内の回遊率を上げるために、下層ページから流入したユーザーに対しても、その他のサイトやTOPページに回遊させる工夫が必要となっています。

下層ページを作成する際のポイント
それでは回遊率が高い下層ページには、どのような特徴があるのでしょうか？主に下記の4つが挙げられます。

①サイトの目的と合致している
下層ページとはそもそも、最も伝えたいTOPページの情報を補完するものであり、そのTOPページの目的と全く異なった情報を書いても意味がありません。例えば、商品の魅力を伝えることが目的の場合、下層ページには「品質」や「価格」などを載せると効果的です。一方で、商品とは関係のない「代表のプライベート」といった下層ページがあっても、それを読む人は少ないでしょう。このような効果の薄い下層ページを載せると、検索順位の低下に繋がる可能性があります。そのため下層ページを作成する際は、事前にサイトの目的を明確にして、それの沿った内容のページを載せるよう意識しましょう。

②ページ数が適当である
下層ページを作りすぎてしまうと、かえってユーザーの混乱を招いてしまう恐れがあります。情報量が多いことは決して悪いことではないのですが、ユーザーにとってどの情報が最も有益であるか分かりづらくなってしまいます。また、サイト自体が読みにくくなり、結果ユーザーの離脱率が増加してしまう可能性もあるのです。そのため、情報量は最低限に留めて、なるべく下層ページ数が多くならないように気をつけましょう。もし、どうしても伝えたい情報が多くある場合は、サブドメインの活用をお勧めします。

③見た目の整合性がある
サイトを運営するなら、かっこいいデザインにしたいと考えている方は多いかと思います。しかしデザインに拘るあまり、ページ毎に異なるデザインを使用してしまうと、とても見づらいサイトになってしまいます。これはつまり、ユーザーにとってストレスを与えるものであり、結果回遊率を下げてしまう要因となるのです。そのため、デザインはサイト全体で統一させて、ユーザーがストレスなく閲覧できるサイトにしましょう。

④パンくずリストを設置している
パンくずリストとは、サイト内での現在位置を視覚的にわかりやすくしたリンクの一覧のことを指します。例えば、TOPページから「商品概要」、そして「価格表」とページを回遊したとすると、TOPページ＞商品概要＞価格表と表示されます。それぞれリンクが付されており、クリックしただけで前に見ていたページに戻ることができるのです。つまり、パンくずリストを設置すると、ユーザーが迷子になることなくスムーズにサイトを回遊することができるため、自然と回遊率が向上します。それに加えて、検索順位の向上も見込めるため、パンくずリストは必ず設置しましょう。

以上、参考になりましたでしょうか？
サイトのデザインをリニューアルしたいという場合でもご相談ください。

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